大切なオーディオ愛好家2つの考えの側面
オーディオ愛好家とはその当然の大前提として、音楽愛好家である。
そして、根本的には、理性と感情である。
私の考えるオーディオ愛好家は意識する意識しないに限らず、
この2つで成り立っているものとして、私は考えている。
オーディオ愛好家における、理性。
それは、サイエンスとして物理的にオーディオを考えている意味である。
そして、感情とはオーディオに対する、理想であり簡単に言えば、好みである。
人の持つ好みとは、それは極めて人間らしいものであり、これは感情である。
感情とは主観であり、サイエンスとして物理特性の世界の固有の領域へのアプローチとしては、
感情とか主観では、オーディオの普遍性の約束ごとから外れるわけである。
なぜならば、オーディオがサイエンスだからである。
オーディオ愛好家とは、人とオーディオ、オーディオと人、という、
人とサイエンスという、理性の感情の影響の作用のなかで、
オーディオという世界が成り立っていることを理解する必要がある。
そこには、理性と感情が働くわけで、このことを意識すると、
ヒューマンとサイエンスの関係で成り立つオーディオの本質的な芸術理論が理解できる。
これがオーディオの世界を理解するということである。
オーディオとは、人だけオーディオだけで、各が個別に働くわけではなく、お互いが影響するという
関係性の理論を考え抜く必要がある。
その関係性でそこからその関係から、あらゆる可能性が出現し、
音楽を愛するオーディオ愛好家ならば、この関係性からくる可能性を考え抜き、
そして、引き出す。そして、オーディオで個人の音楽を愛する気持ちを表現する。
そのとき、人は自信がつき生きる喜びを実感し、自尊心が育つものである。
真、人間らしさが育つわけである。これはオーディオ以外の様々な趣味に共通する
趣味の素晴らしさではないだろうか。
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