音楽表現での普遍性のある音についての考察
音楽とは人としての楽譜を通じた人間性の表現です。
普遍性のある音、幅広く人の心に響く音楽を奏でるオーディオ装置の音。
ここには、普遍性のあるファクターがあると私は考えています。
このファクターは人としての音楽表現では欠かせないし、
音楽が音楽らしくイキイキとその生命を持つ為に必要なものです。
それは一言で言うと、人間らしさというものです。
オーディオが表現した音楽のなかに人の存在があるかないか?
ここがオーディオが表現する音楽性というものを左右するものなのです。
音楽とは人が奏でるもの、なので、音にも人としての人間性の存在感が必要なのです。
オーディオの音のなかに、人としての人間性が感じられたときに、
人としての感情表現である音楽がその音楽本来の意味があるのです。
オーディオというサイエンスが人を表現し、音楽に命のある意味を与える。
これは実に素晴らしいことなのですね。
サイエンスでありながら、人を表現する。矛盾していますが、このマジカルさが面白いですし、
魅力なわけですね。しかし、もとが人としての表現である音楽であれば、
サイエンスであるオーディオ装置が人としての人間性を表現するのは当然というか必然なのでしょう。
私は長年オーディオに取り組んでいますが、このことを痛感している次第です。
やはりオーディオにはオーディオ愛好家の個人の人間性や今まで経験してきた人生が
オーディオで音楽を表現する際に、音楽の表現に深みを与えるのです。
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