瞬間の連続 それは自分と向き合うこと
自分のオーディオで音楽を聴くこと、
それは、聴くのではない、感じることであり、
それは、自分と向き合うこと。
音楽と向き合うことは、常に自分の意識の瞬間瞬間の連続で成り立っている。
その瞬間の芸術、それは音楽であり、オーディオが表現する深き音楽の芸術としての
素晴らしさである。音楽とはつまり、オーディオとはつまり、そういうことだ。
音楽で感動することとは、瞬間的に感動の意識にスイッチがはいるようなもので、
そこを逃してはいけない。
音楽とはある種、時間の芸術でもある。
それは音楽の流れが時間と共に流れるからだ。
なので、それが瞬間瞬間の連続ということになる。
そのような意味では、音楽とはイージーに聴けるものではない。
そもそもが、演奏家がイージーに演奏しているわけがないわけで、
その一方でリスナーだけイージーに聴いているというのは、
音楽鑑賞の理論として成り立たない。
音楽を人生の全てとして真摯にオーディオに取り組むなら、
この音楽鑑賞の理論を貫くべきである。
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