オーディオを通じた音楽に想いをぶつけてきた
子供の頃、兄と喧嘩したり、親と喧嘩したり。
その時は、涙こらえていた。
でも、自分の部屋に戻っては、好きな音楽をオーディオで鳴らしながら、
涙を流していたものである。
音楽の心、それは私の心の良き理解者だった。
自分の救われない気持ちを「大丈夫だよ」って救ってくれるのが、
音楽だった。
自分の存在を「そのままで良いよ」って認めてくれるのは、音楽だった。
自分は音楽に愛を授かった人のように思っていた。
友達がいなかったわけではなかったが、
友人にすら打ち明けられない本当の自分の心の苦しみを打ち明けられるのは、音楽だった。
学校では勉強を教えてくれるが、
私は音楽から学校では教えてくれないものを教えてもらった。
私は音楽を通じて、人としてどのように生きればいいか?
人として歩む人生とはどのようなものか?
私はこのことを音楽を通じて学んだ。
音楽を中心においてきた私の人生であるが、それが結果として、
私の人生に実りをもたらしてくれた。
音楽との出逢いは幸せだった、でもそれは人生の幸せを手に入れたのだ。
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