頑張りオーディオに疲れた
結局のところ、疲れたわけだ。
30年以上追求に追求してきたが、
最近プライベートでのあれやこれやもあるで、
忙しいし、なにかと変化のあった一年が去年だった。
そして、今年はもっと大変な年になる。
そこで、自宅でプライベートでオーディオを頑張る余裕がなくなってきた。
つまりは、オーディオは好きであるし、情熱が冷めたわけではないが、
もっとリラックスして余裕なオーディオをやりたい。
諦めではなくて、肩の力を抜く、そんな感じだろうか。
そこで、本日思いきってスピーカーを交換し、
サブウーファーも外した。
つまりは、白紙に戻したのである。
これからの私のオーディオは、
出しきらないオーディオである。
全てをさらけ出さないが、そこに表現の深さや貫禄が出せればと考えている。
今の私のオーディオの音はテンションの高い、張り切りオーディオだ。
常に力一杯、持った力を注ぎ込むようなオーディオ。
でも、正直、人間いつでも元気なわけではない。
私もそうだ。オーディオもそうだと、正直困る。
自分の分身なだけに。
今は37歳であるが、私のオーディオの表現に年齢をつけると、
野球部の高校生みたいな感じで、正直この音はしんどい。
毎日自宅に帰ると、クタクタである。
そんなときに、野球部の高校生オーディオは、勘弁して欲しい。
そろそろ、イケイケオーディオはどうかと思う。
もっと大人しい音でゆったりと聴きたいし、
音楽をノリではなくて、メローディーで、そして、味で聴きたい。
もぅなんだか、必死で全てをさらけ出す、そんなオーディオに疲れたものだ。
全てをかたらず、でも、深みのある、そんな音楽表現のオーディオをやっていきたいものである。
しゃかりき、いつでも元気バリバリ、イケイケモード、今までの自分のオーディオはそいうものだった。
でも、もっと落ち着きとか穏やかさ、ゆったりとして貫禄のある、そんな音楽表現が欲しい。
最近になって、年相応の音楽表現のオーディオを意識するようになった。
これはある意味、自分のオーディオ愛好家として成長だと思う。
やはり去年一年は人として成長したものである。
今年はその新しい自分というものを、オーディオを通じて音楽で表現したいものである。
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