普遍性の向こう側
30年ぐらいオーディオを追求してきて、
オーディオでひたすら自分にとっての音楽の印象の追求をしてきた。
現在では自分基準としては、普遍性の高い音が再現出来ている。
音源ごとの録音の特徴を引き出すので、
音源ごとに自分のオーディオ装置の音の印象が変化する。
主観と客観のなかで、判断が揺れ動きながらも、
一つの普遍性という枠を身に付けたオーディオを達成した。
主観と客観で右往左往してきたが、
最終的には普遍性という性質のもとに自分のオーディオがたどり着いた。
これは、ある意味、ゴールを意味するのであるが、
オーディオ最大の大切な部分というのは、
個人のオーディオが身に付ける、
個人の人間としての魅力の表現です。
ここがオーディオの表現する普遍性の向こう側になる部分で、
オーディオの最大の魅力とは、個人の魅力の表現としての
一人の人間個人としての魅力の表現が、
オーディオ最大の魅力の表現であって、
人としてのヒューマンな表現で言えば、
最大のテーマです。
ここがオーディオとしての、本質なのです。
この本質を理解し、普遍性の向こう側に行けたとき、
自分だけのオーディオであり、それは個人の人間としての表現なので、
一つのオーディオとしては、最大の表現上での魅力です。
個人の音楽的なセンスを表現するのがオーディオですから、
自分の人間としての表現である、これがオーディオであるという意識が大切なのです。
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