オーディオの能力を発揮させるには
今から書くことは、オーディオの使いこなしであり、
これは、オーディオの大前提である。
これを無視しては、オーディオとしての論理が成り立たない。
オーディオとは、この使いこなしの上で、その理論が成り立つ、
そして、その素晴らしさを発揮するのである。
ここを無視しても、オーディオは本来の能力を発揮しない、
そういうものである。
それは、スピーカーと部屋のマッチングを取ることである。
スピーカーから出た音がどれほど部屋固有の音響特性で歪められるか?
これは、想像を絶すもので、
スピーカーと部屋の音響的なマッチングをとらないと、
その音楽を表現するオーディオからの音は絶望的である。
スピーカーと部屋の音響的なマッチングをとること、
スピーカーと部屋の整合性を取ることは、
オーディオの最大の約束事なのである。
音に個人的な趣向による個性を持たせ、自分の音として表現するなら、
まず最初にスピーカーと部屋の音響的なマッチングをとり、
オーディオと部屋の間で音響的にマッチングをとることだ。
オーディオとはそのオーディオが使われる部屋の音響特性面で、
整合性をとってこその、オーディオなのである。
これは、オーディオの約束事で、このことを無視して、
ケーブルやインシュレーターにこだわっても、その使いこなしは意味がない。
むしろ、オーディオと部屋の整合性をとってこそ、
後のケーブルやインシュレーターの使いこなしが本来の能力を発揮し、
それらの使いこなしは、オーディオと部屋との音響的な整合性をとってこそ、
素晴らしい音楽を表現する、素晴らしいオーディオとしての
ミュージカリティーのある音となり、音楽を表現するオーディオとして
素晴らしい芸術性を持ち、それは客観性と普遍性を持った、
高いレベルの音楽表現をするオーディオになることが約束される。
オーディオと部屋の整合性を得たならば。
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