音の普遍性を測る

オーディオの音には普遍性というものが大切です。

それは、オーディオがパッケージメディアを扱うからですね。

パッケージメディアとは、演奏家の意図であるとか解釈が記録されていて、

そこに録音家の意図を含まれていて、

録音家は演奏家の意図とコンセンサス(共通認識)を打ち合わせで決め

そのコンセンサスの上でパッケージメディアが出来上がり、

それが一つの(レコード(記憶))芸術作品として、一つの独自性を持ち、

その価値が人々に認められているわけですね。

ですので、演奏家と録音家の意図が記録されているので、

オーディオ愛好家が主観性で好き勝手に再現することは、

レコード芸術の特質と独自性を否定していることであり、

そのレコード芸術の独自性と価値の沿った再生をすることが、

オーディオでは求められるわけで、そこからはオーディオに

普遍性と客観性が求められるわけで、

これがオーディオのいわゆる約束事を守るということであり、

オーディオというもは、主観性が先立つわけですが、その前提と約束事があるわけでしてね、

ですので、オーディオでは主観性(それは個人の理想と、そして、好みですが))が大切でありながら、

上記のような意味において客観性として、そして、感情とは反対の理性というものが大切であり、

オーディオではこの、相反する二つのファクターが尊重される必要があり、

それが、オーディオというものの独自性と素晴らしい音楽の芸術を再現するサイエンスの存在を生み出すもので、

この条件を満たすと、オーディオの存在価値を認めたことであり、

それはオーディオ愛好家としての財産の一つなのですね。

私も長年この価値のなかでオーディオという趣味を継続していますので、

飽きないですね。

客観性と主観性、理性と感情、この相反する要素の中で揺れ動きながら、

自分の音楽に対するセンスと感性が育っていき、それが独自のオーディオの世界を

深く豊かにしていくのです。

相反する要素があるから、迷いがあり、迷うから面白いのです。

私も自分の音楽とオーディオの世界の中で迷い続けてきたものですが、

ですから、飽きないのです。

葛藤の日々ですが、だからこそ、面白いのです。

迷いもないわかりきった世界なら、わかりきっているなら、

むしろ飽きるでしょう。

オーディオとか音楽は言い方が悪いですが、わけがわからないから、

面白いんです。

わからないから、そこから、理想がうまれるのであって、

わけがわからないのは、ある意味ロマンスなんですね。

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