ウェルバランスの中での、私にとっての低音というファクター
私の音の最大の特徴はウェルバランスであるということです。
主に周波数特性でのウェルバランスというもので、
言いかえれば帯域バランスなのですが、
低音から高音まで、全ての音の周波数において、
聴覚上全ての音が均一の音圧で出揃っているという状態です。
これは、測定上ではなくて、聴感でのフラットなのですね。
測定上のフラットでは聴感上でのラウドネス特性の影響で、
まともなバランスにならないので、聴きながらイコライザーで
バランスを整える必要があります。
しかし、ウェルバランスでありながら、一つ重視している帯域があります。
これは、今までに数回書いたものですが、低音です。
ウェルバランスでありながら、ウェルバランスというバランスの中で、
低音を重視しているのです。
しかし、バランス的にはウェルバランスなので、
音圧レベル的にはウェルバランスの中での話です。
重視しているのは、レベルという音圧の話ではなくて、
低音の質なのです。
全体域の中でも低音だけは最も質というものを重視しています。
この質というものは、再現性とも言えそうで、
または、描写感とも言えそうです
この低音の再現性は音楽の基本的な印象を左右するもので、
音楽の再現での低音部がどのような描写がされているかで、
音楽の印象が変わってくるのです
低音部というのは、ポピュラー音楽では、
音楽の骨格とも言える部分で、
音楽としての再現性が大きく変わってくるのです。
低音の再現性が音楽の根本的な印象に関わってくるので、
低音部のコントロールこそが、
オーディオで素晴らしい音楽表現をすることにつながるのです。
低音が上手にコントロール出来れば、
揺るぎない豊かな音楽性がオーディオから奏でられて、
感動の音楽体験として、結果は必ず出てくるでしょう。
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